好きなんです、落合陽一さん。
美学というか、思想というか。
落合さん曰く、「工業化されきったこの時代に、どこまでが我々にとって自然物と感じるものなのかをアップデートする挑戦」(オフィシャルサイトより)
どっちに展開していくのか分からないけど、なんだか興味をそそられる響き!
ということで、FeelCycle上がりに表参道から原宿までワクワクテクテク。
結果…
期待をはるかに超える、いい展示会でした!感動!!以下レポート!
エントランス。ブラウン管みたいな画面と木がお出迎え。
機械仕掛けの蝶。
こちらも。たまに羽を震わす。
ここは不思議な空間。浮遊する物体と部屋の壁に移されたデジタル映像が、異空間を作り上げている。
画像の色が変わると部屋の雰囲気もガラリ。微妙に台から浮いている球体がくるくる回っているのを観ていたら、あっという間に時間が…
こっちの浮遊物体もまた、不思議な形。ひとつひとつ違う形で、美しい。
虫の羽音を出す機械。別の部屋にいるときから、あちらから虫の羽音が聞こえるな…と思っていて、入った部屋にいたのがこの子。
なるほど現代の自然とは。
窓の景色から切り出されているような、現実感を弱めさせられる演出。
虫たちのパネルも美しく。
美術館を回っていると今の時代のピカソって誰なんだろうと思うけど、ある意味では、落合さんとかなのではないかと思いました。
改めて、美学とか、それを伝えることとは何なのかとかを考えた1日でした。
落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然
会期:2018年4月20日(金) - 6月 28日(木) / 11:00 - 20:00
会場 : EYE OF GYRE - GYRE 3F(東京・表参道)
https://gyre-omotesando.com/artandgallery/yoichi-ochiai/
美術館と、わたし。
美術館で、アートやそれ以外について、思ったこと考えたことの徒然。
0コメント